第4話 セロトニン少ない人間の幼少期

今回はりさりさの幼少期にせまります。 病歴については第2話で書いていますが、病歴とはまた別でものすごく個性的だった幼少期~学生期のお話。 

小さいときは「変わった子」で片づけられてたけど、今考えると……ちょっとびっくりするエピソードもあります…


もし、同じようなことで困った記憶がある方は、お仲間発見!できたら嬉しいです。

あと知ってるお子さんがもし、こうだったら・・・ たくさんの病気を抱える素因があるので、気にしてあげてもらえたらうれしいな と思います。

もちろん、ただの「個性」でもありますし、あくまで【りさりさの場合】ですので、 一概に線維筋痛症や偏頭痛、嘔吐症、鬱や不眠につながるわけではありません。



〇泣き虫 涙腺が緩い

というより、感極まりやすく、しかし、その感情をうまく言葉にできず、先に涙が出てくるイメージです。ひどいときは、「絶叫」もセットされます。

本当に昔の私はすぐ泣いていました。 小学校高学年、中学生になっても・・・。

「痛い」ときや「悲しい」ときになくのはよくあることですが 「悔しい」とか「怒り」の感情でもよく泣いていました。

あとは「パニック」。どうしていいか、何をいっていいかわからないときに 都合よく涙があふれるのです。


〇整理整頓が苦手 小学校の時の机の中

お恥ずかしながらぐっちゃぐちゃでした

自分でもなぜかわからないんですがプリント類がぐしゃぐしゃのまま はいっていたり、必要なのか不必要なのかわからない文房具が入っていたり

「いつの?」みたいなプリントや物も出てきたりしてました・・・。

一番恥ずかしかったのは・・・入学予定者の保護者説明会みたいなのがあった次の日、 机の中が勝手に整理されていたことです・・・。

全然知らない人が私の机をみかねて整理してくれたのです・・・ はずかしい・・・。


〇妄想が大好き(空想の世界にはいってしまう)

完全に別の世界に入るレベルで、妄想するのです。空想の世界に入ってる時は現実世界と意識が切り離され、 自分が現実世界で手が動いてるとか、声を出してしゃべっているとか まったく気づかないのです。

周りに「何してるの?大丈夫?」と声をかけられて「はっ!!!」とすること多数・・・。

気づいたらめちゃめちゃ恥ずかしいです・・・。


〇光や音に敏感 まぶしい光や大きい音が苦手です。

大きい音がなるとすっごく「びくっ」ってなります。

まぶしい光も苦手でよく自分の腕で目を隠して小学校の休憩時間を過ごしていました。


〇自分に向けられた言葉を聞き取れない

光や音に敏感なくせに自分に話しかけられた言葉は全然聞き取れません。

「カクテルパーティー効果」という、周りがうるさい場面でも相手の会話は聞き取れる、という人間の脳の特性が備わっていないのです。

たいへんだったのは「映画」。映画館で見る場合は大丈夫なのですが テレビ放送で映画が放送されると一部の映画でSEやBGMばかり音が聞こえて 肝心のセリフが全く聞こえなくて何が何だかわからなかった経験があります・・・つらい。


〇物の使い方がわからない、うまく使えない

本当に恥ずかしい告白をします・・・。わたし、ハサミと定規がうまく使えません・・・。

ハサミでものがうまく切れない・・・。本当にハサミの使い方、だれか教えてほしいです・・・。

たいていのものは「左利きだからうまく使えないの!」で逃げて今に至ります(笑)

不器用を超えています・・・。それもあって、物がぐちゃぐちゃなのもあります・・・。本当に小学校のノートは汚かったです。ぐちゃぐちゃに切られたプリントをべたべたにノートに貼って。汚い字に、定規をつかってるにもかかわらず曲がったりガタガタした線・・・。

これでよく勉強できたものです・・・。(成績は良かった)


〇同時に2つ以上のことができない

おしゃべりしながら、服を選んだり、お電話しながら家のことをしたり・・・ そういったことは全くできません。これは今も。 おかげで他の同級生たちは電話しながら宿題とかしてるのに私は電話終わってから眠たい目をこすりながらあわててやる、なんて感じでした。

集中しないと言葉が聞き取れない、というのもあったと思います。

あと、やっていたことを途中で終わらせるのも苦手です。

おかげで、要領よく時間をうまく使えないことが多々ありました。


〇よくわからないこだわりがある

小さい頃のこだわりこれが本当にすごかったです!!「無理!」と一度思ってしまったものは触れませんでした・・・。

またお恥ずかしい話をします・・・。「ティッシュ」が触れませんでした・・・。

今でもまったく新しいティッシュしか触れません。(人が使って丸めたものを捨てておくとかできません)ポケットティッシュも大の苦手。

え?小さい頃鼻をかむときどうしてたかって?

小学校中学年くらいまで親にかんでいただいていました・・・。本当に恥ずかしい・・・。

そして、お好きな方が多いので申し訳ないのですが「集英社」の本がダメでした。

自分でもなぜかわかりません。 集英社の本が触れない。そう。「ジャンプ」とか「りぼん」の作品がダメでした。 集英社の本で連載されている漫画のアニメもダメ。

ちなみにセーラームーンは講談社の「なかよし」に連載されていました。たぶん、「なかよし」がすきすぎたのでしょうね。

「なかよし」の雑誌を捨てることができず、ずっとためており、 寝るときは「なかよし」の雑誌をベッドの周りに敷き詰めて寝ないと寝れませんでした・・・。 (阪神大震災後の話です。)

あ!今は集英社の本読めます!大丈夫です!アニメも見れます! 集英社発行の「NANA」も買ってます!(いつ完結するんだろうw)



あげだしたらきりがない、とっても変わっていた小さい頃の私。 いろいろな方のブログや書物を読んでいたら私のように 「セロトニンがすくない」といっている人たちは上記のような経験をされていた 事が多いようで、今回私もまとめてみました。


学生時代のクラスでは完全に浮いた存在でした。いじめられることも、いじられることも、たびたび。

ですが、なんとか頑張って、パニックになって涙があふれる前に頭で物事が整理できるよう、訓練したり、鞄をつかったらその日の内にゴミや物をすべて出しているもの、いらないものチェックしたり、同時に2つのことができないから、一つのことを人より早く終わらせれるよう努力したり、なんとか「普通の子」のようになろうと必死にもがいてきて、今の私があります。

今も全然「普通」じゃないかもしれないけど(笑)


 ですが、疲れているとき、気持ちがイライラもやもやするとき、ストレスがある時は 今でもこれらの小さい頃と同じようなことをしてしまいます。

やっぱりこれらの行動にセロトニンは関係あるのかなぁ~? まだまだこれらは実際の研究でも解明されてないことも多いです。

 私はできるだけ「普通」でいたいから。
「自分」が「自分」でいたいから セロトニンを増やしていきたいのです。
「苦手」「無理」なんて脳や病気のせいにして言いたくないから、克服していきたい。

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